Google App Engine プログラミング

Google App Engine for PHPを無料枠内で細々と使ってみる

2016/07/13

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昨年の後半辺りからGoogle App Engine for PHPがオープンしたので
無料枠内で何か作ったりして使ってみようかなあと。ほぼ個人的な備忘録です。

色々調べたところ現状(2014年5月)の無料枠だと
Google Cloud SQL (MySQL)
Google Cloud Storage (GAEからファイルの入出力が可能なストレージ)
Datastore (独自RDB)
が殆ど使いものにならないので、作れるものはかなり限られてきそう。

他、課金発生までの詳細は以下サイトが詳しい。
y.okano blog: Google App Engine の無料で使える範囲
Quotas – Google App Engine — Google Developers

制限をパっとみる限り、趣味の小物アプリ程度なら無料枠で余裕な感じ。
現状、無料でPHPが使えてサイトを外部公開できるWebサービスとしては
Google App Engineが信頼性や使いやすさなど含めて最高の環境だと個人的に思う。


 

・・・
とりあえず他サイトでもたくさん解説されてて二番煎じだけど
WindowsでのGoogle App Engine for PHPの環境準備をメモ書きしときます。
・アカウント&アプリ作成
・SDKインストール
・Launcherを使って初期ファイルをアップロード
・phpinfoを表示
までを適当にザックリと。

1. Google アカウント (Gmail)の作成

まずは、以下ページでGoogle アカウントを作成します。
https://accounts.google.com/SignUp?hl=ja

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2. Google App Engineにてアプリケーション作成

次に、以下ページにアクセスして
https://appengine.google.com/start

Create Application」を選択して次へ進みます。

20140513-2

こんな画面が出るので

Application Identifier
(このアカウントで作るアプリのサブドメイン ※後で変更不可能

Application Title
(初期アプリのタイトル)

を入力し、他はデフォルト設定のまま
Create Application」を再び選択して次へ進みます。


20140513-3

「Application Registered Successfully」と出たらOK。
画面左上のGoogle app engineを選択すると
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こんな感じでアプリケーション一覧が見れます。
今のところ最大25個まで無料でアプリケーションを作成できるようです。

3. Python 2.7系をインストール

以下のどちらでも良いのでダウンロードし、普通にそのままインストールする。

・本家Python (python.org)

20140513-5-300x264

https://www.python.org/download/releases/2.7.6/

・ActivePython

20140513-6-300x218
http://www.activestate.com/activepython/downloads

上記2つの違いは以下サイトが詳しい。
ActivePythonとは? – hideharaの日記

4. Google App Engine SDKをインストール

以下からWindows用の「Google App Engine SDK for PHP」を
ダウンロードし、普通にそのままインストールする。
20140513-7-300x151

https://developers.google.com/appengine/downloads?hl=ja

直リンクは以下
https://storage.googleapis.com/appengine-sdks/featured/GoogleAppEngine-1.9.4.msi

5. Google App Engine Launcherを使ってファイルアップロード

SDKをインストールすると「Google App Engine Launcher」のショートカットが
スタートメニューかデスクトップにあると思うので、それをまず起動します。
20140513-8-300x223

エラー表示なく、上記の画面が出ればとりあえずOKです。
Pythonを入れておかないとエラーが出ますので注意してください。

20140513-9-300x223

次に「File」から「Create New Application」を選択すると

20140513-10-300x176

上記のような画面が出るので
Application Name」に最初の方で入力した「Application Identifier」の値を入れます。

Parent Directory」にはphpファイルなど入れるフォルダを指定します。
(指定したフォルダに、アプリケーション名のサブフォルダが作成されます)

Runtime」は「PHP」に設定します。
Port」、「Admin Port」はデフォルトでOKだと思います。
全て設定したら「Create」選択し、次へ進みます。

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さきほど入力したアプリケーションが1行追加されてればOKです。
この時点で「Parent Directory」に指定したフォルダ内には
app.yaml」(独自のアプリケーション設定ファイル)
favicon.ico」(GAEのファビコン)
main.php」(Hello world!を出力する初期ファイル)
が自動生成されていると思います。

まずローカル環境で上記の初期ファイルをブラウザに表示させます。
ローカルでテスト確認するアプリケーションを選択した後「Run」を選択し起動します。

20140513-12-300x223

起動すると上記のように、「Browse」が有効になるので選択します。

20140513-13-300x109

「localhost:(設定したポート番号)」で「Hello world!」が表示されたらOK。

ローカルテストが終わったら次に
これらの初期ファイルをGoogle App Engineサーバーへ「Deploy」(アップロード)します。

20140513-14-300x223

ファイルをアップロードするアプリケーションを選択して
Deploy」を選択して、次に進みます。

20140513-15-300x181

すると、このような画面が出て認証を求められます。
最初の方で作成したGoogle App Engineに登録済みの
Google アカウントのメールアドレスとパスワード」を入力して
OKを選択し、次に進みます。

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そして上記の画面が出て、最後に「Process exited with code 0」と出力されていれば
認証&ファイルのアップロード処理は正常に終わってると思います。

最後に以下URLをブラウザで確認し
http://{アプリケーション名}.appspot.com
({アプリケーション名}の ところは「Application Identifer」の値を入れる)

20140513-17-300x84
こんな感じで

Hello World!

と表示されていればOKです。

6. phpinfoを表示する

phpinfoを表示するアプリケーションの指定フォルダ内にある
main.php」の中身を以下に書き換えます。

 

同フォルダ内に以下内容の「php.ini」を作成

 

上記が終わったら、
Google App Engine Launcher」で該当アプリを「Deploy」します。

最後に以下URLをブラウザで確認し
http://{アプリケーション名}.appspot.com
({アプリケーション名}の ところは「Application Identifer」の値を入れる)

20140513-18-300x221

phpinfoが表示されればOK。
2014年5月現在、Google App EngineのPHP Versionは5.4.22でした。

・参考リンク

Google App Engineを使って無料でサイトを立ち上げる方法 – EC studio 技術ブログ

Google App Engine for PHPプレビュー版でphpinfoを動かしてみた | Lancork
Blog @vierjp : 29.Google App Engine for PHPでWordPressを動かしてみた
Blog @vierjp : 30.Google App Engine for PHPにおけるポータビリティを考える

GAEの準備から開発開始まで(1/4):PHPで始めるGoogle App Engine (GAE)入門
・・・などなど

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